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調査研究報告書 詳細

産業構造の早期把握に関する調査研究(3)

報告書No. H13委-12
発行年月 : 平成14年3月


株式会社 日本アプライドリサーチ研究所

Ⅰ 主要目次
第1章 平成10年簡易産業連関表の作成方法
1. 全体概要
2. 国内生産額推計
3. 最終需要部門推計
4. 投入額推計
5. 部門統合・バランス調整・実質化
第2章 平成10年簡易産業連関表の精度検証
1. 精度検証の方法について
2. 平成10年延長表との比較・検証
付表 平成10年簡易産業連関表(名目表・実質表)
Ⅱ 概要
 本報告書は、年終了から半年後程度で使用可能となる産業連関表(簡易産業連関表)の作成を試みることを目的として、平成7年基準の平成10年簡易産業連関表の推計をおこなうべく、実際の推計作業、すなわち国内生産額や最終需要額の推計、バランス調整等をおこなった結果をとりまとめたものである。
 まず、本調査研究の背景について触れ、簡易産業連関表の作成の目的を述べたのち、平成10年簡易産業連関表の作成方法について説明した。全体概要に始まり、国内生産額、最終需要部門、投入額推計、最後に部門統合とバランス調整、推計された名目表をもとにした実質表の作成方法、といった順序となっている。
 最後に、実際に作成された平成10年簡易産業連関表の推計精度の検証について論じている。精度検証の方法論とその問題点について考察を加えた後に、取引額表の比較をおこない、一部では投入係数表や逆行列係数表の比較にも触れている。産業分類体系の見直しが必要となると論じた。