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調査研究報告書 詳細

中東欧における自動車・部品市場―集積が進む日系素形材企業の動向―

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報告書No. H19-2-3A
発行年月 : 平成20年3月


(財)素形材センター

【目次】

第1章 中欧諸国の経済構造の変化

第2章 欧州自動車市場の動向と日系自動車メーカーの欧州市場戦略

第3章 中欧諸国の自動車部品産業の概況

第4章 中東欧諸国の日系自動車部品企業の集積特性の分析

第5章 中欧における日本素形材企業の生産管理運営

第6章 中東諸国の自動車部品企業の素形材調達政策

第7章 まとめ

別表

【概要】 

 欧州は経済統合により自動車市場としてより強力な市場になりつつあり、競争力強化としてのコスト削減を実現するため、自動車各社は世界レベルでの調達を進めており、欧州でも低コスト国への生産移転として中東欧への進出が活発化している。また、中東欧は、ロシアや中近東等への市場展開への拠点としても戦略的重要性を持つ地域としても注視されている。

 こうした中、日系自動車各社も欧州市場にロシア市場をも加えた一大市場展開を本格化しており、部品調達先も西欧内での集約化とともに、中東欧に日系部品企業の集積が進展している。本調査研究では自動車市場としての欧州の現状を調査するとともに、すでに進出している中欧の日系自動車および部品企業の現状を把握し、将来の発展のポテンシャルを見極め、今後の日本の自動車部品メーカー、特に素形材産業の進出の可能性について現地日系企業等からのヒアリングを踏まえ報告書として取りまとめた。