ホーム > 経済研究所 > 調査研究報告書 > 調査研究報告書 年度一覧 > 調査研究報告書 年度別一覧 > 調査研究報告書 詳細

調査研究報告書 詳細

次世代自動車が及ぼす自動車産業の構造変化とモノづくり企業の発展戦略

H21-3_mobility_kouzouhenka.jpg

報告書No. H21-3
発行年月 : 平成22年3月



【主要目次】

第1章 自動車関連企業の次世代自動車に向けた戦略

第2章 次世代自動車が及ぼす企業間関係の変化

第3章 次世代自動車の登場・普及が関連産業に与えるインパクト
     ―主要業界を対象にしたアンケート調査に基づいて

第4章 次世代自動車と地域、中堅・中小企業

第5章 次世代自動車とモノづくり企業の発展戦略

資料編 (アンケート調査関連データ)

【概要】 

 ハイブリッド車、電気自動車などに代表される次世代自動車は、様々な媒体でその動向や予測値が報告されており、百花繚乱の様相を呈している。ただし留意しなければならないのは、次世代自動車の今後の動向は、各国・地域で相次いで求められる環境規制など自動車産業を取り巻く環境の変化によって主役となる次世代自動車のゾーンが見えてくることである。そのゾーンが見えてくる頃に、自動車産業に参入する多くの企業の間で競争がし烈化してくるものと想定されるが、ゾーン突入時にはモノづくり企業は次世代自動車に対する自社の戦略を打ち立てていなければならない。
 本報告書では、自動車産業に関連する業界団体に対して行った独自アンケート調査から、次世代自動車時代にモノづくり企業やそれを支える工業関連団体に必要となる視点を提示するとともに、ヒアリング調査から次世代自動車産業に積極的に取り組んでいる自治体、地域や中堅・中小企業にみられる共通項を析出し、地域産業政策及び中小企業政策に関する提言を行った。