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調査研究報告書 詳細

中小製造業における産学官連携活動の実態と課題―中小製造業支援型産学官連携の実現に向けて―

報告書No. H11-9
発行年月 : 平成12年3月



Ⅰ 主要目次
序 章 調査研究の目的と基本フレーム
第1章 中小製造業における産学官連携等の多角的検討
第2章 中小製造業における産学官連携活動の実態- アンケート調査に基づいて
第3章 中小製造業の産学官連携活動を支援する体制づくり- インターネット調査・文献調査に基づいて
第4章 ドイツにおける技術移転と産学官連携の現状- ドイツ現地調査等に基づいて
第5章 中小製造業にとって効果的な産学官連携のあり方- 中小製造業支援型産学官連携の要件
資料編
Ⅱ 概要 
 本報告書は中小製造業にとって効果的な産学官連携活動のあり方に関する分析及び検討結果を取りまとめたものである。第1章では、最近のTLO(技術移転機関)の動向を踏まえながら中小製造業における産学官連携活動が内包している課題について多角的検討結果を報告書している。第2章では、当研究所が中小製造業1,000社を対象に独自に実施したアンケート調査結果に基づいて、中小製造業における産学官連携の実態の統計的分析結果について報告している。第3章では、各地域の大学、工業高等専門学校及び公的研究機関等を中心とした中小企業支援活動及びTLO活動等の現状についてインターネット調査及び文献調査に基づいて幾つかの事例を紹介している。第4章では、ドイツにおける産学官連携活動及び中小企業支援機関を対象に実施した現地調査及び文献調査の結果を踏まえて日本の産学官連携活動との比較考察を行っている。第5章では、各章での検討・分析結果を整理した上で中小製造業支援型産学官連携を実現するために必要な条件について、産(中小製造業)、学(大学等)、官(公設試・支援機関等)の3つのセクターごとに提示して本報告書の結論としている。