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調査研究報告書 詳細

アジア規模のモノづくりと中小製造業の競争力―中小製造業の潜在力を如何に発揮するか―

報告書No. H14-2
発行年月 : 平成15年3月



Ⅰ.主要目次
序 章 (調査研究の目的・方法等)
第1章 アジア規模で拡大するモノづくりの現状
1.1 中国シフトするモノづくり 1.2 ASEAN日系企業の対応状況
1.3 中国で活躍する台湾企業 1.4 中国・日系自動車関連企業の動向
1.5 中国・日系電子電気関連企業の動向 1.6 中小製造業の中国展開の可能性
第2章 アジア規模のモノづくりと中小製造業の競争力
2.1 調査の実施概要 2.2 調査結果の概要
第3章 アジア規模のモノづくりと中小製造業の潜在力
3.1 中小製造業が持っている潜在力とは何か
3.2 地域の中小製造業の実態と活性化への試み
3.3 中小製造業の自立化とアジア規模の生産・分業体制
3.4 中小製造業のイノベーションとアジアとの連携
3.5 中小製造業の東アジア展開とその課題
第4章 アジアとの競争・連携に向けた戦略と方策
4.1 アジア規模のモノづくりの可能性と課題
4.2 アジアとの競争・連携に向けた中小製造業の戦略と方策
資料編 (アンケート調査補足資料)
Ⅱ.概要 
 
序章では、調査研究の目的、調査研究の方法と対象、調査研究の基本フレーム、報告書の構成及び調査研究の活動経緯について述べている。
第1章では、資料調査及びヒアリング調査に基づいて、アジア規模で拡大するモノづくりの現状について、特にモノづくりの中国シフトの実態に焦点を当てながら、
ASEAN日系企業の対応状況、中国で活躍する台湾企業の状況、中国・日系企業の動向などを概説した上で、中小製造業の中国展開の可能性について報告している。
第2章では、国内の機械金属系の中小製造業500社を対象に実施したアンケート調査の結果に基づいて、中小製造業の海外展開の現状、アジア中小製造業の技術力評価、
アジア規模のモノづくりへの適応戦略、アジア展開における課題等について報告している。
第3章では、本調査研究委員会における各委員が、アジア規模のモノづくりと中小製造業の潜在力というテーマについて上記の実態調査等を踏まえながら
中小製造業の活性化の視点から考察している。
第4章では、各種実態調査のファインディングス及び委員会での検討結果を踏まえて、アジア規模のモノづくりが進展する中で、
中小製造業がアジアとの競争・連携に向けてとるべき戦略と方策を提示し本調査研究の結論としている。