調査研究報告書 詳細
製造業における環境影響評価指数の具体的算出に関する調査研究報告書―電気自動車のLCA(ライフサイクルアセスメント)計測―
報告書No. H10委-26
発行年月 : 平成11年3月
株式会社ドゥリサーチ研究所
第1章 | 海外における環境影響評価の現状と今後の方向 |
1. | ISOのLCA関連規格作成状況 |
(1) | LCA規格制定の現状 |
(2) | ライフサイクルインベントリ分析の現状 |
(3) | 今後の動向 |
2. | EUにおける環境影響評価への取り組み |
(1) | 持続可能性に向けて-第5次環境行動計画(EAP) |
(2) | アムステルダム条約 |
(3) | EUにおける環境法規の整合性の強化 |
(4) | 平準化問題 |
第2章 | 電気自動車に対するLCA実施の現状 |
1. | 自動車のLCA実施の現状 |
2. | 電気自動車のLCA事例の紹介 |
3. | 自動車のLCAにおける段階別の現状と課題 |
(1)システム境界の設定 (2)インベントリ分析 (3)環境影響評価 | |
第3章 | 電気自動車のLCAの構造とデータの収集 |
1. | 電気自動車のLCA計測の枠組み |
(1)一般的側面 (2)目的の設定 (3)適用範囲の設定 (4)ライフサイクルインベントリ分析 (5)ライフサイクル影響評価 (6)ライフサイクル解釈 (7)クリティカルレビュー | |
2. | 各典拠によるインベントリデータとその信頼性 |
3. | インベントリデータの補正 |
第4章 | 電気自動車のLCAの実施 |
1. | インベントリ分析の結果 |
(1)素材製造段階 (2)部品製造・組立段階 (3)リチウム電池製造段階 (4)走行段階 (5)維持・管理段階 (6)廃棄段階 (7)まとめ | |
2. | 感度分析の実施 |
(1)排出原単位の変更 (2)感度分析の結果 | |
3. | LCAの結果比較 |
(1)各パターンのインベントリ分析の結果比較 (2)ライフサイクル影響評価 (3)海外の環境影響評価手法 | |
第5章 | LCAの実用的な方法についての提案 |
1. | 積み上げ法と産業連関法の比較 |
(1)産業連関法におけるデータ作成の方法 (2)産業連関法のデータのシステム境界 (3)各手法の問題点 | |
2. | 実用的なLCA手法の提案 |
(1)積み上げ法と産業連関法との併用 (2)データベースの整備 | |
参考文献 | |
参考資料 | |
1. | 欧州連合(EU)環境ガイド(日本語訳) |
2. | 本調査のインベントリ分析で使用した排出原単位 |