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調査研究報告書 詳細

「ものづくり産業」の計量分析に関する調査研究

報告書No. H12委−24
発行年月 : 平成13年5月


株式会社 三和総合研究所

Ⅰ 主要目次
第1章 製造業が日本の経済成長に果たした役割
1. 分析で用いる産業連関表について
2. 生産額、付加価値額からみた製造業の位置づけ
3. 投入構造からみた製造業の位置づけ
4. 部門外生化分析
第2章 我が国製造業の競争力分析
1. 比較優位指標による我が国製造業の位置づけ
2. 生産性の波及効果の日米比較
3. 製造業とサービス業の関係性
4. 推計方法の詳細
第3章 製造業の環境変化~情報化~
1. 我が国、米国の情報関連資本ストックの変化とその効果
2. 非情報関連部門を含めた情報関連付加価値の推計
第4章 市場構造分析
1. 既存研究のレビュー
2. 我が国のハーフィンダール指数の推移
3. 市場集中度の日欧比較
<付属資料>
Ⅱ 概要 
 戦後の我が国の経済成長を支えた産業として、製造業がまず挙げられる。しかしながら、近年経済のグローバル化、情報化の進展に伴う企業の経営環境の急激な変化に伴い製造業自体のサービス産業化や製造業の性格がサービス業や情報産業に対しての財・サービスの提供者へと変化している側面も見逃せない。そこで、本調査研究では、「ものづくり産業」としての製造業の役割について、産業連関表を用いた我が国製造業の位置づけの把握、貿易データから得られる我が国の比較優位構造の変化、供給面から見た素材部門と製造業との関係性、付加価値からみた情報関連産業の影響、市場構造の日米欧比較などを行った。