調査研究報告書 詳細
東アジア機械関連統計の比較・接合に関する調査研究
報告書No. H20-6-1A
発行年月 : 平成21年3月
(株)日本アプライドリサーチ研究所
【主要目次】
1.調査の概要
1)調査の目的
2)調査研究の内容ならび調査項目
3)調査の方法
2.東アジア諸国の統計制度と工業統計・分類の概要
1)統計根拠法と統計機構
2)標準産業分類と標準商品分類
3)工業関連統計の作成と公表
(付表)東アジア諸国の統計制度と工業統計の概要比較
3.東アジア諸国の機械生産・貿易統計の比較と接合作業
1)東アジア諸国の機械産業分類
2)主要諸国の機械産業分類と国際標準産業分類との対応表の作成
3)主要諸国の機械生産統計の作成
4)主要諸国の機械生産・貿易統計の接合作業
4.接合統計を利用した東アジア諸国の機械生産・貿易構造の分析
1)東アジア諸国の機械生産の概要
2)東アジア諸国の機械生産と機械貿易
3)東アジア諸国の機械貿易の動向と構造
【概要】
本調査は、日本、韓国、中国、ASEAN主要6か国、インドなど広域東アジアの13か国・地域を対象として、機械産業の生産統計に関わる統計制度と統計の整備状況を把握し、その最新の機械生産統計を収集し、調査対象国・地域の生産統計の比較と接合可能性の検討を行い、その成果に基づいて貿易統計と接合した比較統計を作成し、多国間比較分析を行ったものである。調査にあたっては、東アジアにおいて貿易統計に比較して統計整備の遅れている生産統計について、国連国際標準産業分類(ISIC)4桁レベルよりも詳細なレベルでの接合可能性の検討を中心に置き、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール4か国の統計担当官庁への訪問調査を実施した。本調査の成果は、現在進められている、日本を含む東アジア・アセアン各国政府統計担当官による共通産業分類策定作業にも関連を有し、機械産業関連分野に限定した先行的な作業としても位置づけられる。