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調査研究報告書 詳細

R&D会社の資産評価方法

報告書No. H2-10
発行年月 : 平成3年6月



Ⅰ 主要目次
 第1章 研究開発資産の種類
  1.個別法律にもとづく権利
  2.ノウハウについて
 第2章 研究開発資産の評価
  1.研究開発資産の開示
  2.研究開発資産のライセンス
  3.研究開発資産の譲渡
 第3章 試験研究費の会計処理
  1.試験研究について
  2.会計処理に関する諸規定
  3.試験研究費の会計処理
 (補論)研究会社について

Ⅱ 要約
今年の3月、研究(R&D)会社の業界団体として㈱研究産業協会が発足し、加盟企業数は150社をこえている。こうした会社は一般の企業と異なり、研究開発を目的としているため資産の対象となるようなものに乏しく、唯一「工業所有権」と呼ばれるものが資産となる。今後、研究に対する関心か高まるにつれ、その重要性とともに研究会社の存在も同様に大きくなるとはいえ、研究会社は担保能力に欠け、資金調達力が弱い。そこでここでは、研究開発資産をめぐって「種類」から「評価」について言及し、問題の所存を考察した。